AGAの治療を行うにあたり、医薬品を使用します。主な薬は、プロペシア・ザガーロ・ミノキシジル、現在で有名な「AGA治療薬」と言えばこの3つがあげられます。
もちろん、薬を服用するとなれば誰もが心配するのが副作用ですよね!
副作用を代償と考えてしまったら・・・
「AGA治療の場合髪の毛を増やす・発毛させる為に身体の一部もしくは複数をダメにしなくてはいけない」
このように理解している方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、ここで注意していただきたいのは「副作用が怖いから治療をしない!」となる前に噂だけでなく、しっかりとした薬に対する理解をする事が必要です。
本ページでは、安全かつ安心してAGA治療に臨んでいただく為に以下の事をまとめています。
- AGA治療を始めたいけど副作用が怖い方へ
- AGA治療薬(プロペシア・ザガーロ・ミノキシジル)の副作用と確率
- AGA治療を安心して継続する為に注意する4つの事!
【もくじ】
AGA治療を始めたいけど薬の副作用が怖い方へ【必見!】

- 体毛が増えて、オオカミのようになる
- 性欲減退してセックスレスに・・
- ED(勃起機能不全)で彼女にフラれた
- 子供に影響が出るとか、出ないとか?
上記のような事を聞けば、男性としての大事なパーツに影響が出ると困るので、副作用を恐れて治療を断念する方がいるのも当然ですよね。
しかし、本当にこれが事実なのでしょうか?
ちなみに、臨床試験において勃起機能不全の症状を訴えた割合は、プラセボ(偽薬)を飲んだ人と大きく変わらなかったという結果もあります。そのため、必ずしもフィナステリドの成分(プロペシア等)によって、このような副作用が起きているとは言い切れません。
これは、AGAクリニックの医者が運営するサイトから引用した文章になります。
プロペシアの副作用として勃起機能不全の症状は証明が不完全である
AGAクリニックの専門医のサイト(上記に示した引用文)からわかる事として
「勃起機能不全」がプロペシア等のフィナステリド成分の副作用として起きているとは、必ずしも言い切れない!
臨床実験とは、ある薬の効果・効能・副作用などを含めた安全性を確認する為に治療を兼ねてテストを行う事です。

成分が何も入っていない儀薬を服用しているにも関わらず、凄くわずかですが「勃起機能不全」を訴えた被験者がいます。
その割合が、両グループで変わらないと言うことから、プロペシアによる副作用と証明するには不完全であることが分かります。
プロペシア等(フィナステリド成分)の副作用一つとしてあげられている「勃起機能不全」は
- 患者の感覚的な誤差
- 思い込みによるもの
である可能性も高いと言えるでしょう。
ED(勃起機能不全)とAGA発症の共通点
ED(勃起機能不全)とAGA(男性型脱毛症)で考えられる原因の関係性についてまとめてみました。
| 関係性の割合 | ED(勃起機能不全) | AGA(男性型脱毛症) |
| 高年齢 | ◎ | 〇 |
| ストレス | ◎ | ◎ |
| 運動不足 | 〇 | 〇 |
| 多量のアルコール摂取 | 〇 | 〇 |
| 喫煙 | 〇 | ◎ |
| 睡眠不足 | 〇 | 〇 |
| 糖尿病 | ◎ | △ |
| 高血圧 | ◎ | △ |
| 脂質異常症 | ◎ | △ |
| 遺伝 | △ | ◎ |
この表からもわかるように、生活習慣に乱れがある場合は、ED(勃起機能不全)とAGA(男性型脱毛症)双方とも発症の可能性が高まる事が考えられます。
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医薬品の副作用の理解と確率について

AGA治療薬だけでなく、医薬品には必ず「副作用」が表記されています。むしろ、副作用が完全にない医薬品は存在しないと言ってもいいかもしれません。
医薬品は、あらゆる化学物質が体内に働きかける事で以下のような事が起こります。
- 痛みを和らげる
- 疾患の治療
- 疾患の予防
これらが目的(希望した作用)の通りに起こらなかった場合、「副作用」と呼ばれるようになるのです。
しかし、どの薬にも副作用がありますが、身近な医薬品の副作用をじっくりと調べる人はかなり少ないのではないでしょうか。
≪身近な医薬品≫
- 風邪薬(総合薬・鼻水・熱・のどの痛み)
- 鎮痛剤(頭痛・腹痛・歯痛)
- 虫刺され薬(蚊や虫など)
- 湿布(腰痛、筋肉痛など)
- 消毒液等
医薬品の確率について
確かに、普段使用しない薬を服用する時には、人間誰でも本能的に「安全性」を確かめるものです。
どのAGA治療薬にも、「副作用」は記載されています。
これは、使用する化学物質の量・配合によって目的意外の作用が起こる可能性を示しています。
では、実際に主なAGA治療薬の副作用とその確率について見ていきましょう。
AGA治療薬(プロペシア・ザガーロ)の副作用と確率
プロペシア(フィナステリド)とザガーロ(デュタステリド)は、どちらもヘアサイクルの乱れを止めてAGAの進行を抑制する効果のある治療薬です。
同じ効果をもたらす薬で副作用に関しても、プロペシア・ザガーロは、ほぼ同じようなものがあげられています。
AGA治療薬(プロペシア・ザガーロ)の副作用一覧
これらのAGA治療薬(プロペシア・ザガーロ)の副作用の確率はどれも高くありませんが、このようなものがあります。
- 肝機能障害
- 精力減退やED(勃起機能不全)
- 男性生殖器に関する異常
肝機能障害
プロペシア・ザガーロに限ったことではありませんが、薬を服用することは、肝臓に負担をかけます。したがって長期間同じ薬を服用し続けると、稀に薬物性肝障害を発症することがあります。
これはプロペシア・ザガーロに限らず、風邪薬や頭痛薬など、日常的に何気なく服用している薬によって引き起こされることがあります。
個人の体質に合わない為、肝機能障害を引きおこされる場合があります。これは、個人の体質によって、薬を代謝する能力に差があるからです。
薬の服用中に倦怠感、発熱、黄疸、発疹、吐き気・おう吐、かゆみなどの症状が出た場合、すぐに医師の診察を受ける必要があります。
精力減退やED(勃起機能不全)
国内でも、ごく稀にですがプロペシア等を服用者が、精力減退やED(勃起機能不全)の症状を訴えています。しかし、これらは個人の感覚的な要素が高い事もあり、副作用だと医科学的根拠はないとされています。
海外では、精力減退やED(勃起機能不全)が服用を中止した後も持続したという報告があります。
男性生殖器に関する異常
プロペシア・ザガーロは男性ホルモンに働きかける成分なので、生殖器に関する異常が発症することがあります。
国内での頻度は不明ですが、海外では睾丸痛、精子濃度減少、無精子症、精子運動性低下、精子形態異常等など精液の質が低下すると自発的な報告がされています。
国内では、これらは薬の副作用とは関係ないと言われているようです。
プロペシア・ザガーロの女性の服用禁止・子供への影響

プロペシア・ザガーロ(これらと同じ成分)の女性の服用は禁止されています。
女性がプロペシア等と同じ成分を含む医薬品を服用した場合、深刻な副作用が発症する恐れがあります。
妊娠中、又は授乳中の女性がこれらの成分が配合されている治療薬を服用した場合、胎児や乳児の男性生殖器が正常に育たないリスクがあるからです。
女性が誤飲してしまうことはなくても、触れただけで皮膚から成分が吸収されることもあります。服用されていらっしゃる男性は、妻や子供が触れることの無いよう取り扱いには注意が必要です。
ポストフィナステリド症候群
ポストフィナステリド症候群とは、プロペシア・ザガーロを服用中、副作用でおこった症状が服用を中止した後にも治らずに続いてしまう状態を指します。
その他の注意点
その他、覚えておいた方がいい点年てプロペシア等を服用している期間中は「献血・輸血」が出来ません。
血液中に、プロペシア等に使用されているフィナステリド成分が入っている為、この成分が血液を通して輸血被験者に伝わる可能性が高いからです。
また、服用を停止しても1ヵ月以上は「献血・輸血」は控える必要があります。
AGA治療薬(プロペシア・ザガーロ)の副作用の確率
≪それぞれの治療薬に添付されている説明書による発生確率≫
●プロペシア(フィナステリド)
リビドー低下(性欲減退) 、1%、ED(勃起機能不全)0.7%、射精障害 0.4%、精液量減少 0.4%
●ザガーロ(デュタステリド)
リビドー低下(性欲減退)9%、ED(勃起機能不全)4.3%、射精障害1.3%、精液量減少0.9%
≪湘南美容リニックの公式サイトで示されている発生確率≫
●フィナステリド
リビドー低下(性欲減退)1%、ED(勃起機能不全)0.7%、肝機能障害 不明

AGA治療薬(ミノキシジル)の副作用と確率
ミノキシジルは、血管を拡張させる作用によって血液の循環を促して頭皮に栄養を行き渡らせる、毛母細胞を圧制化させる、毛細胞の自壊を抑制するといった働きで、発毛を促す薬です。
内服薬と外用薬がありますが、それぞれに出やすい傾向にある副作用があり、使用する期間が長引くと、副作用のリスクが高まります。
AGA治療薬(ミノキシジル)内服薬の副作用
- 血圧降下・動悸・不整脈
- 狭心症
- 多毛症
- 赤ら顔
- 腎臓疾患
- 腎性全身性線維症
- 高カリウム血症
血圧降下・動悸・不整脈
ミノキシジルの血管を拡張させる作用によって血圧が下がることがあります。血圧が下がると、交感神経が働いて血圧を上昇させようとします。その結果、心拍数が上がる、鼓動が早くなるなどの症状が現れ、動悸や不整脈がおこってしまいます。
狭心症
狭心症は冠動脈が狭くなった為におこる心臓の病気です。ミノキシジルの動脈だけを拡張させる働きにより、心臓から送り出される血液量と心臓に戻っていく血液量のバランスが乱れ、心拍出量を増加させてしまいます。その結果、酸素不足になり狭心症が起きてしまうのです。
赤ら顔
ミノキシジルの血管を拡張させる作用によって、血液の循環が良くなり皮膚が潮紅して赤ら顔になってしまいます。
多毛症
ミノキシジルの育毛効果によって、髪の毛だけではなく身体のあらゆる部分の毛が生えてきてしまいます。
腎臓疾患
ミノキシジルの血管を拡張させる作用が腎臓に負担を与え、腎臓系の病気が発症することがあります。
腎性全身性線維症
この病気は重篤な腎不全にかかっている人がMRI検査(磁気の力を利用して体の臓器や血管を撮影する検査)の為に用いられた造影剤によって発症することがある病気で、皮膚の腫れ、痛み、引きつれ、硬化、色素沈着、色素脱失などがおこります。
高カリウム血症
腎臓からカリウムができなくなり、血液中のカリウムの濃度が異常に多くなってしまう病気です。
ミノキシジル内服薬は日本国内では承認されていない薬なので、副作用の発生確率は不明です。しかし、長期服用すればするほど副作用のリスクは高まります。

ミノキシジル外用薬の副作用
- 痒み・かぶれ・湿疹などの皮膚の症状
- 頭痛
- 動悸・疼痛
痒み・かぶれ・湿疹などの皮膚の症状
ミノキシジルに添加されているエタノール(防腐剤)やプロピレングリコール(有効成分の皮膚への吸収を促す)などの成分に対するアレルギーで、皮膚に悪影響が出ることがあります。
頭痛
ミノキシジルの血管を拡張させる作用が頭痛を引き起こすことがあります。
動悸・疼痛
海外での調査で動悸、胸痛を起こしたことが報告されており、厚生労働省から注意喚起がされています。国内では,胸痛を発症し心筋梗塞と診断された症例が1例報告されています。
AGA治療薬(ミノキシジル)の副作用の可能性
●ミノキシジル(外用薬)
大正製薬(ミノキシジル外用薬)リアップは、副作用率8%で医薬品として申請が承認されています。
2013年に行われたPMDA(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構)の調査では、8.82%でした。
AGA治療を安心して継続する為に注意する4つの事!
AGA治療薬の副作用や確率を見てくると、怖くなった方・逆に確率が低くて安心した方もいらっしゃるでしょう。
- 専門医の診察・検査を受ける事
- 専門クリニックで処方された薬以外(海外個人輸入など)は信用しない事
- 処方された薬の用量・用法を守る事
- AGA治療薬の服用と共に生活改善に心掛ける事
AGA治療薬は、副作用の確率が高い薬ではありません。
しかし、きちんとした理解・副作用の把握をしておくことで、あなたが安全かつ安心して治療を行う事が出来ます。自分の体質や持病など、気になる事はクリニックの専門医と相談する事が第一です。
また、AGAの治療は医学的な薬品と併用して生活習慣を改善する事で、毛髪・頭皮の成長を最大限にサポートする事が出来ます。医薬品の力を借りながら、自分の生活改善にもトライしてみてください!

AGA治療薬の副作用【まとめ】
いかがでしたか?
あなたの気になっていた事、心配していたAGA治療薬の副作用について理解できたでしょうか?
- AGA治療薬の副作用の発症率は、きわめて低い
- 男性ホルモンに関わる薬なので、男性生殖器に関する副作用も記載されている
- プロペシア・ザガーロは女性の服用は禁止されている
- ミノキシジルで体毛が濃くなるのは、薬が効いている証拠
- AGA治療薬は、専門医の処方されたものを服用する事
医薬品を服用するには、必ずついてくる「副作用」です。AGA治療薬に関わらず、しっかりとした理解・決められた用量・用法を守る事で、危険性はかなり低くなります。
あなたの悩みが解決できる事を願っています。

